4月13日~17日、世界各地のロータリー会員がシカゴに集い、ロータリークラブの方針への変更について話し合う規定審議会に出席します。
ロータリーの議会とも言えるこの会合には、3年に一度、地区から選出された代表議員が出席し、ロータリーが前進し、変化する時代に対応するために提出された制定案について審議します。日曜日にオリエンテーションが開かれ、月曜日から80件以上の制定案の審議が行われます。
今回の審議会では、国際ロータリーに全会員が支払う人頭分担金の増額、ロータリー雑誌への購読を選択制とするか否か、地区協議会を開催しない選択肢、会員最低15名でのクラブ設立の容認、新しいガバナンスモデルの試験的プログラムの規定の改正といった制定案が検討されます。
これまで、それぞれの審議会で重要な案件が扱われてきました。1980年の審議会は、ロータリーのポリオ予防接種の取り組みを支持したことで注目されました。1986年の審議会は、世界の子どもにポリオの予防接種を行うというロータリーのコミットメントをさらに支持する決議案を採択しました。2016年の審議会では、例会の種類、頻度、出席要件に関する制限が緩和され、2019年の審議会ではローターアクトの立場を会員の一種として引き上げました。2022年の審議会の代表議員は、「公平さとインクルージョン」を国際ロータリー細則に加え、あらゆる文化、経験、アイデンティティの人のインクルージョンおよび地域社会を反映させる取り組みを組織として継続していくことを確認しました。
2-Apr-2025