2024-25ロータリー年度より、クラブは「若いリーダーのためのプログラム連絡担当者」を任命することができます。
役割の詳細
若いリーダーのためのプログラム連絡担当者は、若者の声を代表する存在です。クラブの青少年プログラムリーダーと参加者とのつながりを促進し、若いリーダーの声やアイデアを高め、安全でインクルーシブなプログラムをつくるための大きな力となるため、以下をご参照ください。
- オンラインの青少年保護コースを修了し、青少年保護方針についてクラブ会員の認識を高める。
- 若いリーダーのためのロータリーのプログラムについて知識を深める:インターアクト、ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)、 青少年交換、これらの方針
- 国際ロータリーからプログラム、活動、イベントについての最新情報を受け取り、関係する青少年の参加者と会員に伝える。
- クラブがスポンサーするインターアクトクラブの主要連絡担当者となり、以下を行う:
- インターアクトクラブの例会に出席する
- スポンサークラブの例会や活動にインターアクターが参加する機会を作る
- RIに報告された情報が適時かつ正確であることを確認するため、クラブと地区のリーダーを支援する。
- インターアクト、RYLA、青少年交換、青少年保護担当者など、地区の委員会や役員とのコミュニケーションを確立し、地域の参加者に地区での機会を提供する。
- 若いリーダーの参加者が学友としてロータリーに参加し続けるための機会を紹介し、つながりを促す。
資格要件
会員としての義務を果たしているロータリークラブまたはローターアクトクラブの会員であれば、どなたでも若いリーダーのためのプログラム連絡担当者となることができます。この役職に会員を選出する前に、以下をご検討ください:
- 関心事項と経験:若い人たちと一緒に活動した経験があることが理想的ですが、要件ではありません。
- 連絡担当者となるのは1名とする:クラブでは多くの会員が積極的に若者の支援にあたっているかもしれませんが、毎年ロータリーに報告できる若いリーダーのための連絡担当者は1名のみとなります。
- 長期的な計画を立てる:連絡担当者を3年まで再任するか、毎年新たな連絡担当者を任命できます。同じ会員が再任する場合でも、この情報を毎年報告する必要があります。
青少年プログラムのクラブ役員やクラブ委員会委員長との違い
明確に責務が定義されたクラブ・インターアクト委員長、クラブ青少年交換役員、RYLA委員長、青少年奉仕、新世代委員長などがすでに選出・任命されている場合があります。若いリーダーのためのプログラム連絡担当者は、ロータリーから重要な情報や最新情報を受け取る役割を果たします。若いリーダーのためのプログラムの管理運営上の責務を担うのではなく、クラブとロータリー間のより円滑なコミュニケーションを担当する立場となります。クラブ役員と同等のオンラインのアクセスはありません。
状況に応じて役割を調整する
クラブがすでに青少年プログラムに関わっている場合、またはクラブで青少年を担当する役割がすでにある場合は、そのリーダーをクラブの若いリーダーのためのプログラム連絡担当者として報告することができます。例えば、青少年奉仕委員長をこの役割に任命することができます。
まだ青少年・若者向けのプログラムに関わっていないが、もっと詳しく知りたいという場合は、関心のある会員をクラブの若いリーダーのためのプログラム連絡担当者として任命することで、プログラムについて詳しく学んでもらうことができます。
この役割がつくられた理由
ロータリーの若いリーダーのためのプログラムに参加する会員は、ロータリー会員としての満足度が高いことがわかっていますが、これらのプログラムに関わっている会員は全体の約4分の1に過ぎません。青少年プログラムに参加したいと考えているクラブでも、どこから始めたらよいかわからない場合もあるでしょう。RIでは、青少年プログラムを支援したい、または既存の支援活動を強化したいと希望するクラブに直接的にツールやインスピレーションとなる情報を提供したいと考えております。
クラブの若いリーダーのためのプログラム連絡担当者についてご質問がある場合は、chicago.regency@hyatt.comまでご連絡ください。