プロジェクトの資金を集めよう
プロジェクト実施に必要な資金が足りない、というクラブは、チャリティーディナー、ウォーキング大会、オークションなど、さまざまな工夫を凝らした募金活動で資金を調達できるかもしれません。これらのイベントは、資金を集めるだけでなく、人々にロータリーを知ってもらうチャンスです。募金のアイデアを以下にいくつかご紹介します。
- 定期的に食事なしの例会を行い、節約した費用を寄付
- ウォーキング大会、自転車レース、ミニマラソン大会
- 家族や大切な人の名前での記念寄付や追悼寄付
- ポリオ撲滅のための街頭募金。例えば、(ポリオ予防接種を受けた子どもと同じように)寄付をしてくれた人の小指に紫のインクをつけ、撲滅活動への認識を高める「パープルピンキー募金キャンペーン」など。
事前に計画を
募金活動を行う前に、しっかりと計画を立てましょう。
- 何のための募金なのかを明らかにする。
- 予算を立てる。
- 募金に関する法規を調べておく。
- 地域に存在するリソースを調べる。
- 募金行事の手配(場所の選定、必要な備品の準備、会場の設営と撤去など)の段取りを決める。
- ボランティアの役割と配置を決める。
- 募金行事の広報を行う方法を決める。
- 目標を立て、達成度を測る方法を決める。
募金活動以外でプロジェクト資金を調達する方法
募金行事のほかにも、奉仕プロジェクト資金を外部からの支援に頼る必要がある場合もあるでしょう。
- 個人の支援者
- 企業
- 財団(ロータリー財団を含む)
- 非営利・非政府団体
- 政府・地方自治体
- ほかのロータリークラブ
ロータリー補助金の利用
ロータリー財団へのご寄付は、財団の補助金となって、国内外でロータリアンが実施するプロジェクトに活用されます。あなたのクラブのプロジェクトや活動に合った補助金にはどのようなものがあるか、こちらをご覧ください。
ロータリー財団へのご寄付で実現できること
ロータリー財団へのご寄付は、ロータリアンがより良い地域づくりに貢献し、保健の向上を支援し、平和を推進するための補助金となります。人道的プロジェクト、奨学金、職業研修チームなど補助金で支えられている活動は、すべてご寄付によって可能となります。
年次基金
年次基金(シェア)へのご寄付は、3年間を経て、その一部がDDF(地区財団活動資金)となり、地区が財団、クラブ、地区プロジェクトに使用できるようになります。
「Every Rotarian, Every Year」は、すべてのロータリアンが毎年寄付することを呼びかける取り組みです。財団の資金について、詳しくはこちらをご覧ください。
大口寄付
恒久基金に大口寄付(10,000ドル以上)をお寄せいただくことにより、ロータリー財団の補助金や活動を継続的に支える投資収益が確保され、財団の未来がより確かなものになります。
>> 計画寄付の機会について
マッチングギフト
米国をはじめとする国では、企業の社会貢献と寄付の奨励のため、従業員からの寄付に同額(または一定の額)を上乗せし、寄付金額を増やす「マッチングギフト」を行っている企業が数多くあります。最近では日本でもマッチングギフトを採用している企業があります。
寄付者の認証
ロータリー財団は、皆さまからのご寄付に心から感謝しています。個人またはクラブからのご寄付への感謝の気持ちを示すための寄付者認証の機会については、こちらをご参照ください。
リソース&参考資料
- 活動する地域社会:効果的なプロジェクトのための手引き
- ロータリー財団参照ガイド
- 「Every Rotarian, Every Year」パンフレット
- 奉仕と友情の輪を広げよう
- 「End Polio Now」(今こそポリオ撲滅のとき)ウェブサイト
- ロータリー財団のロゴ
- クラブロータリー財団委員会の基本
- 地区ロータリー財団委員会 中級
- 世界でよいことをしよう - Every Rotarian Every Yearプレゼンテーション
ツール
- ロータリーショーケース:クラブの活動を世界に紹介しよう
- ロータリークラブ・セントラル:クラブの寄付目標と進捗を随時確認できるオンラインツール
ロータリーからの支援
- クラブと地区のロータリー財団委員会
- ロータリー財団地域コーディネーター
- 恒久基金/大口寄付アドバイザー(EMGA)